社内マニュアルを活用することで、業務効率化や経験・ノウハウの蓄積など、企業はさまざまなメリットを獲得することができます。そのため、社内マニュアル作成ツールの導入を検討している方も少なくないでしょう。今回は、おすすめの社内マニュアル作成ツールを10種類ご紹介します。特徴や料金も合わせて解説しますので、興味のある方はぜひチェックしてください。
TeんDo
TeんDoは、簡単な操作で多彩な表現をすることができ、誰でも簡単に社内マニュアルを作成できるツールです。自動キャプチャやエフェクト機能が搭載されているので、文字だけでは伝わりづらい部分もしっかりとサポートしてくれます。また、マニュアル作成後は、ExcelやWordに出力することが可能です。さらに、クラウドツールなので、場所を選ぶことなくアクセスすることができます。
利用料金
ライセンス |
日本語ライセンス |
英語ライセンス |
中国語ライセンス |
料金 |
68,000円 |
68,000円 |
68,000円 |
上記に加えて下記のオプション料金があります。
・日本語音声合成 14,800円
・多言語音声合成 14,800円
・マニュアルエディタ 14,800円
iTutor
iTutorもおすすめの社内マニュアルツールのひとつです。自動でキャプチャしてスライド化してくれるので取り込みが簡単になります。また、取り込んだデータはPower Pointのような感覚で編集することが可能。これにより、マニュアル作成時間の短縮などを期待できるので、制作者側の負担を軽減することができるでしょう。
利用料金
プラン |
プロフェッショナル |
スタンダード |
エントリーオフィス |
エントリービデオ |
Mac |
料金 |
60万円〜 |
45万円〜 |
25万円〜 |
25万円〜 |
15万円〜 |
Stock
チームの情報を簡単に残すことができるツールです。例えば、スマホから撮影した写真をボタンひとつでストックすることができたり、メール内容をストックできたりします。また、ビジネスチャットツールと連携して、流れていくメッセージを残すことも可能です。さらに、削除したデータも30日間保管されます。チームのデータをすべてストックすることができるので、データを示さなければならないシーンに直面してもスムーズに対処することができるでしょう。
利用料金
プラン |
フリープラン |
ビジネスプラン |
エンタープライズプラン |
1ユーザーあたりの料金 |
0円/月 |
500円/月 |
980円/月 |
ノート数 |
40ノート |
無制限 |
無制限 |
ストレージ |
1GB |
10GB |
20GB |
テンプレート機能 |
3種類 |
無制限 |
無制限 |
優先サポートの有無 |
– |
○ |
○ |
Teachme Biz
しっかりと伝えられる社内マニュアルを作成することができます。Teachme Bizには、検索機能が搭載されており、キーワードやQRコードからアクセスすることが可能です。また、マニュアルをタスクとして配信することができます。これにより、閲覧・完了状況を把握することができ、万全な管理を実現。また、外部へ公開する機能もあるので、さまざまなシーンで活用することができるでしょう。
利用料金
プラン |
エンタープライズ |
ベーシック |
スターター |
初期費用 |
300,000円 |
300,000円 |
300,000円 |
月額費用 |
300,000円/月 |
100,000円/月 |
50,000円/月 |
トレーニング機能 |
○ |
○ |
– |
マネジメント機能 |
○ |
○ |
– |
編集アカウント数 |
100 |
30 |
10 |
閲覧アカウント数 |
500 |
150 |
50 |
WebDemo
WebDemoは動画に特化したツールです。自社商品をPRするためのビジネスアニメーションツールを作成することもできます。無料テンプレートが提供されているので、それを活用して短時間でビジネスアニメーションの制作が可能です。14日間の無料体験版も配信されており、お試しで使用してみるのもいいでしょう。
利用料金
【ダウンロード版】
ライセンス |
1ライセンス |
5ライセンス |
10ライセンス |
料金(税抜き) |
60,000円 |
230,000円 |
450,000円 |
【パッケージ版】
ライセンス |
1ライセンス |
5ライセンス |
10ライセンス |
料金(税抜き) |
68,000円 |
250,000円 |
450,000円 |
Dojo
Dojoは誰でも簡単に高品質なマニュアルが作れるという点が特徴です。操作性がわかりやすく、作業を自動で行ってくれるので、知識やスキルがなくても作成することが可能。また、豊富なテンプレートが準備されているので、リッチなドキュメントが簡単に作れます。さらに、随時バージョンアップをしてくれるので、長い間ユーザーのニーズに応えられるツールです。
利用料金
Dojoは体験版の申し込みができるので、無料で試すことができます。体験後の料金は明記されていません。
i-Share
i-Shareはマニュアル制作専門会社のノウハウを形にした社内マニュアルツールです。UIデザインにこだわって開発されているため、操作がとても簡単になります。パレットからイラストやスタイルを選択することができ、難しいタグも不要なので、HTMLやXMLの知識がない人でも使いこなすことができるでしょう。
また、言語翻訳機能が搭載されています。そのため、グローバル企業がマニュアル制作をする際も活用しやすいツールです。マルチデバイスに対応しており、スマートフォンやタブレットで制作が可能。検索機能もあるので、過去のマニュアルを探し出すことも容易です。
利用料金
ユーザーライセンス価格は月額26,400円/人です。
AiLingual
AiLingualは業務マニュアルの制作から共有までをクラウドで一元管理することができるツールです。20カ国語以上に対応しており、訳文を併記して表示することが可能。また、動画やテキスト、写真や図表など、制作技術が求められるコンテンツも容易に挿入することができます。
マニュアルの共有はグループやユーザーを指定して行うことが可能です。また、さまざまなデバイスにレイアウトが最適化されているので、タブレットやスマホを使用しても綺麗に社内マニュアルを表示することができます。
AiLingualには、専用アプリが配信されています。スマホから写真をアップロードしたり、編集したりできるので、現代のIT社会に適した社内マニュアルツールの運用ができるでしょう。
利用料金
プラン |
小規模ミニマムプラン |
中規模エントリープラン |
大規模スタンダードプラン |
初期費用 |
30,000円 |
30,000円 |
30,000円 |
月額料金 |
24,500円/月額 |
37,500円/月額 |
80,000円/月額 |
ユーザー |
管理1人+閲覧1人 |
管理1人+編集5人+閲覧20人 |
管理1人+編集25人+閲覧100人 |
容量 |
5GB |
10GB |
50GB |
kibela
Kibelaは日経などがすでに導入しており、知名度の高い社内マニュアルツールです。規模に応じた情報共有を行うことが可能です。例えば、部署ごとやグループごとで共有することができるので、情報と届けたいターゲットにしっかりと伝えることができます。また、個人の自由な情報配信も可能なので、メモを取るように、気軽に活用することができるでしょう。
利用料金
プラン |
コミュニティ |
スタンダード |
エンタープライズ |
月額料金 |
0円/月額 |
550円/月額 |
1,650円/月額 |
ユーザー |
5ユーザー |
無制限 |
無制限 |
グループ数 |
4グループ |
無制限 |
無制限 |
容量 |
1GB |
5GB |
20GB |
ClipLine
ClipLineは店舗スタッフの教育や運営管理のためのマニュアルを作成することができる社内マニュアルツールです。動画クリップによる情報共有をすることができるので、社員にマニュアルをわかりやすく伝達することができます。また、本部から直接スタッフに動画で指導をすることができるため、店舗責任者の負担を減らせられるというメリットもあるでしょう。
利用料金
下記から料金表をダウンロードしてください。
まとめ
今回は、2020年最新版の社内マニュアル作成ツールをご紹介しました。基本的に社内マニュアル作成ツールは簡単に作れるように工夫されているので、誰でも使用することができるでしょう。ご紹介した商品の中で適したものがなかった方はWeb制作会社の利用をおすすめします。制作会社に依頼するとゼロベースで社内マニュアル作成ツールを開発してもらうことが可能です。また、初期費用だけで運用が可能なため、ランニングコストを抑えることができます。結果的に費用も削減できるので、制作会社の利用がおすすめです。