社内共有を円滑にするために共有メモアプリを比較し、自社に適したものを導入したいと思われている方もいるのではないでしょうか?
共有メモアプリの種類は非常に豊富で、それぞれの製品によって使いやすさや機能が異なります。選択に失敗してしまうと無駄なコストが発生したり、業務が非効率になったりするため、慎重に選びたいというのが本音でしょう。
今回は、おすすめの共有メモアプリ11種類とそれぞれの特徴を詳しく解説しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
OneNote
OneNoteはMicrosoft社が提供するデジタルノートブックです。完全無料で利用することができ、費用の負担を少なくしたい企業におすすめできます。
OneNoteの特徴について
特徴は、自由自在にメモを取ることができる点です。タブレットとタッチペンがあれば、まるで紙に絵を描くようにメモを取ることができます。テキストや画像よりも表現の仕方に幅が増えるので、社員同士でわかりやすくアイディアを共有することができるでしょう。
また、無料でありながら機能がとても充実しています。例えば、ノートシール機能を利用すれば、重要なノートに印を付けることが可能です。また、音声を録音したり、オンラインビデオを挿入できたりする機能もあるので、“できること”が多い共有メモアプリになります。
Evernote
EvernoteはEvernoteコーポレーションが開発・提供している共有メモアプリです。Evernoteは企業だけでなく、個人でも気軽に利用できるため、知っている人も多いのではないでしょうか。
Evernoteは無料から有料までさまざまなプランが準備されています。具体的なプランは下記の通りです。
・ベーシック 無料
・プレミアム 600円/月額
・ビジネス 1,100円/月額
また、有料プランに関しては無料トライアルが提供されていますので、使い勝手を試すこともできます。
Evernoteの特徴について
特徴は、端末間の同期がしやすいという点です。マルチデバイスに対応しており、ノートを自動で同期することができます。また、チームの共同作業に対応しているため、社内で共有してひとつのノートを作り上げることもできるでしょう。
Dropbox Paper
Dropbox Paperは、ファイル共有サービスとして知られるDropboxが提供する共有メモアプリです。個人はもちろんのこと、チームや組織単位でノートを管理することができます。アカウントを登録すれば、無料で利用することが可能です。
Dropbox Paperの特徴について
特徴は、プレゼンモードが搭載されている点です。プレゼンモードを利用すれば、作成したドキュメントをプレゼンテーションで活用することが可能。また、会議室などの大規模スクリーンにも対応することができるので、社員に資料を提供して話したいときや顧客に商品の詳細を伝える際に便利です。
Stock
Stockは、ファイル管理やチャットツールなどの機能が搭載されている共有メモアプリです。クラウド上で管理することができ、ファイルを直接編集することもできます。
Stockの利用プランは下記の5つです。
・フリープラン 無料
・ビジネス5 1,980/月
・ビジネス10 3,480/月
・ビジネス20 6,480/月
・見積もりプラン 要見積もり
プランによってノート数やストレージに機能制限があります。そのため、公式サイトから利用できるプランと料金を比較し、適切なものを選択してください。
Stockの特徴について
特徴は、バックアップ機能が充実している点です。Stockには誤削除防止機能が搭載されています。この機能により、万が一誤ってファイルを削除してしまった場合でも30日間保管されるので、復元することが可能です。これにより、誤削除のリスクを少なくすることができます。
また、メール自動転送機能やビジネスチャットツールとの連携など、機能が豊富です。そのため、たくさんの機能が搭載された共有メモアプリを使いたいと思われる方におすすめします。
Boostnote
Boostnoteは、プログラム開発を行う際、ソースコードを共有できるアプリです。Githubに似ていると考えるとわかりやすいのではないでしょうか。オープンソースソフトウェアなので、無料で利用することができます。
Boostnoteの特徴について
Boostnoteの特徴は、自動保存機能があるという点です。基本的に書いたコードは自動で保存されます。そのため、保存をし忘れてデータが消えてしまうということがないため、非常に便利です。
また、マルチプラットフォームに対応していることも特徴です。そのため、PCだけでなく、タブレットやスマートフォンでも利用できます。
Google Keep
Google Keepは、Google社が提供している共有メモアプリです。無償で利用することができ、機能も豊富なので多くの企業で利用されています。
Google Keepの特徴について
Google Keepの特徴は共同作業ができるという点です。1つのドキュメントを複数人で共有して編集できるため、作業がしやすくなります。また、マルチデバイスに対応しており、社外からでも社内共有することが可能。さらに、タスク忘れを防ぐリマインダー機能も搭載されています。
NotePM
NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが提供している共有メモアプリです。機能が豊富なので、社内Wikiとしての運用も可能となります。ユーザー数ごとにプランが準備されており、ユーザー数が多くなればなるほど月額費用が高いです。
NotePMの特徴について
NotePMの特徴は、高機能エディタが搭載されている点になります。Webページを特別な知識なしで作成することが可能です。また、フォルダー階層機能や検索機能などが搭載されています。
Inkdrop
Inkdropは、Takuyaという日本人クリエイターが開発した共有メモアプリです。クラウド上ですべてのデータを同期することができ、社内共有を目的に使用することもできます。
Inkdropの特徴について
Inkdropの特徴は、デザインがシンプルなことです。見やすさだけでなく、レスポンスも早いためスムーズに使用することができます。
また、履歴管理ができることも大きな特徴です。履歴管理機能を利用すれば、以前のバージョンにファイルを戻すことができます。そのため、やり直しがききやすいというわけです。
Conflience
Conflienceは、共同作業をするためのワークスペースを提供してくれる共有メモアプリです。すでに60,000ユーザーが使用しており、人気の高いビジネスツールになります。
Conflienceの特徴について
特徴は、テンプレートが用意されていることです。例えば、製品やマーケティング、人事などの内容をまとめるテンプレートがあるため、簡単にノートを作成することができます。情報をまとめて社員に共有したいときに便利です。
Bear
Bearは、ノートを共有できるビジネスツールです。iPhoneやiOSなどのApple製品にすべて対応しているため、Apple製品を日頃から利用している企業におすすめできます。利用料金は無料です。
Bearの特徴について
特徴は、タグを付けて整理できるという点になります。タグを付けることで、分野や重要度別にノートをわけることが可能です。見やすくなるので、非常に便利でしょう。
Joplin
Joplinは、無料で利用できる社内共有メモアプリです。オープンソースソフトウェアで誰でも簡単に利用できます。
Joplinの特徴について
特徴は、拡張機能を利用できるという点です。同期や編集など、既存の機能以外に拡張機能を利用できます。この機能を使うことで、ウェブページのスクリーンショットを容易に撮影して保存することが可能です。そのため、メモにスクリーンショットを挿入する機会が多い人におすすめできます。
まとめ
今回は、おすすめの共有メモアプリをご紹介しました。共有メモアプリはメモを取ることとそれを共有することに特化しているため、物足りなさを感じる方もいるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、社内ポータル構築サービス「KYO-YU」です。KYO-YUは社内Wikiを構築できるWeb制作サービスになります。情報の社内共有はもちろんのこと、ノウハウやナレッジを記事化して社内で共有できるので非常に便利です。興味のある方は下記のページからお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。