毎年、新卒・中途採用を行っている企業は多いでしょう。採用することは、経営においてとても重要な活動のひとつです。そして、採用後、どのように新入社員を扱うのかも大切な要素となります。もし、扱い方を間違えると短期間で離職してしまったり、モチベーションが下がったりする原因になるので、慎重に行いたいものです。
現在、企業の中には早く新入社員が会社の雰囲気に馴染めるように、社内報で新入社員紹介を行っているところも少なくありません。実際に、新入社員紹介企画案を考えている担当者もいるのではないでしょうか。
今回は、社内報で新入社員を紹介したほうがいい理由と企画案を作成する際の重要なポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
新入社員を社内報で紹介するメリットとは!?
社内報で新入社員を紹介するメリットはいくつかあります。まずは、メリットについて詳しく見ていきましょう。ちなみに社内報を導入するメリットに関しては下記の記事で解説していますので、興味のある方はぜひチェックしてください。
・社内報とは!?獲得できるメリットや読んでもらうためのコツもご紹介
既存の社員に侵入社員を紹介できる
最大のメリットは、既存の社員が新入社員のことを把握できるという点です。情報を知っておくことができるので、自己紹介を短縮することができたり、緊張を抑えることができたりします。名前や顔をあらかじめ知っているので、教育もしやすく、短い期間で距離を縮められる可能性があるでしょう。
新入社員が会社の雰囲気に馴染みやすい
新入社員が会社の雰囲気に馴染みやすいというメリットがあります。既存の社員が新入社員のことを把握しているため、会話が弾みやすいです。インナーコミュニケーションが活性化することで、緊張をほぐすことができ、会社の中に溶け込みやすいでしょう。
結果的に離職率が下がる
結果的に離職率の低下を期待することができます。実際に企業の中には、採用後、すぐに辞めてしまうというトラブルに遭遇したことがある方もいるのではないでしょうか。
さまざまな原因が考えられますが、雰囲気に馴染めなかったり、人間関係がうまくいかなったりするとすぐに辞めてしまう可能性が高いです。「採用してもすぐに辞めてしまう子が多い」というように、離職者に責任を押し付ける企業が多いですが、何度もそのようなトラブルが続くなら会社に責任があると考えるのが普通でしょう。そのような企業は、社内の雰囲気を改善するために社内報を活用してみてはいかがでしょうか。
新入社員として登場するのは入社するときだけ!
新入社員が社内報で紹介されるのは入社したときだけです。つまり、紹介される本人にとっては人生で一度きりの出来事になります。新入社員企画を立案することは、その人の人生の思い出作りに会社として貢献することができるのです。
実際に紹介されることで、会社に所属している証明にもなるでしょう。また、数年後、見返して思い出に浸ることもできるので、大切な思い出のひとつとして残しておいてもらえます。
社内報企画案作成時にもっとも重要なポイント
早速、立案を検討している方も多いでしょう。新入社員紹介企画案を作成する際、重要なポイントがいくつかあります。企画を成功させるために、ぜひ参考にしてください。
まずは掲載日時を決めよう!
まずは掲載日時を決めます。掲載する日付を決めなければ、完成まで逆算してスケジュールを立てることができません。そのため、企画に取り掛かる際に1番はじめに行うべきことのひとつです。
通常、掲載日時は入社日に合わせるのが一般的になります。しかし、会社によって入社日は異なるでしょう。例えば、4月入社のところもあれば、10月の秋入社を採用している会社もあります。そのため、担当者が自社の入社日に合わせて掲載日時を決定するといいです。
また、掲載日時は入社日が一般的と言いましたが、会社によっては正式配属日だったり、入社半年後を採用していたりするところもあります。日付が明確にわからない場合、前例に習うのが無難です。
誰に発信する?ターゲットを明確にしよう
誰に向けて配信するのかを決めましょう。管理者に向けて配信するのか、先輩社員に情報を届けるのか決定します。ターゲットをはっきりさせることで、インタービューをするときに何を引き出せばいいのか明確になるでしょう。
例えば、管理者に向けて配信する場合、下記のようなインタービュー内容になります。
・「この会社に入社を決めた理由は何か?」
・「今後、会社にとってどのような人材になりたいか?」
逆に先輩社員をターゲットにする場合、下記のような内容になるでしょう。
・「ご自身のチャームポイントは?」
・「趣味はある?」
・「先輩社員に求めるものとは?」
ターゲットが変わることで、これだけ質問内容も変化します。そのため、誰に読んでほしいかを明確にすることは重要なポイントです。
どのような方法で社内報を紹介するのか考える
普段から社内報を活用して社風や経営陣のメッセージなど、情報発信をしている企業は既存の方法で紹介すればいいでしょう。しかし、新入社員紹介企画をきっかけに社内報をスタートさせようと考えているところも少なくありません。
現在では、さまざまなツールがあり、下記の中から好きなものを選択してスタートさせることができます。
・Web社内報
・壁新聞
・社内SNS
・デジタルサイネージ
・スマホアプリ
この中で特におすすめなのがWeb社内報です。こちらの記事では、Web社内報のメリットをご紹介していますので、興味のある方はぜひアクセスしてください。
なぜやるの?企画の目的を明確に
そのほかの重要なポイントは、掲載する目的です。なぜ社内報で新入社員を紹介するのか目的を明確にしましょう。そうすることで、どのようなデザインを採用すればいいのか、何を伝えればいいのかが明確になるので、クオリティの高い社内報に仕上がります。
掲載内容の切り口をどのようにするのか決めよう
最後のポイントは、どのような切り口で掲載するかです。プロフィール紹介だけでなく、座談会や先輩からのエールを取り入れているところも少なくありません。インターネットを活用したり、新聞をチェックしたりするとそこから得られるヒントもあるのでおすすめです。
リモートワークにも対応できる新入社員企画案を!
新型コロナウィルスの流行により、リモートワークを余儀なくさせられている企業も非常に多いです。しかし、リモートワーク下においても新入社員が入社する企業はありますし、それに伴い新入社員を紹介したいと考えている会社は少なくありません。
社内報に壁新聞などの冊子を採用しているところもありますが、このような媒体の場合、リモートワークに対応できません。リモートワークが推進される社会に変わりつつあるこの時代をきっかけにWeb社内報の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Web社内報は自宅からでもアクセスすることができるため、リモートワーク中でも情報を配信し続けることができます。ちなみに、下記の記事ではコロナ渦にぜひおすすめしたい社内報企画案をご紹介していますので、ぜひチェックしてください。
・コロナ渦でもしっかりとメッセージを伝える!コロナ渦の社内報企画案10選
まとめ
今回は、新入社員紹介企画案のメリットや立案する際の重要なポイントを解説しました。ご紹介した内容の中に、どのような方法で配信するかに触れました。そして、Web社内報がおすすめであることを伝えましたが、この機会にWeb社内報を導入したり、乗り換えたりしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
導入を検討している方におすすめなのが「KYO-YU」です。KYO-YUは、社内ポータルを構築してくれるサービスで、利用すれば自社のみのセキュアなポータルサイトを手に入れることができます。
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