社内報は多くの社員に見てもらうことで本来持つ効果を得ることができます。閲覧数に影響を与える要因はさまざまですが、デザインもそのひとつに数えることができるでしょう。実際に、企業の中にはデザインが冴えないことに悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
社内報のデザインは企画に合わせて変えるのが一般的です。そして、レイアウトなどを変更することで見やすいコンテンツを社員に提供できます。そこで、今回は社内報の企画別におすすめしたいデザインをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
見てもらう社内報作りにはデザイン性が重要
社内報を導入し、コンテンツを公開するメリットは多くの人がご存知のことでしょう。
・社内報とは!?獲得できるメリットや読んでもらうためのコツもご紹介
しかし、これらのメリットは、高い閲覧数を維持してはじめて得られるものです。もちろん、閲覧数を獲得できなければ、導入効果を期待することはできません。
そして、冒頭でも述べたように、デザイン性は閲覧数に大きな影響を与えます。もし、デザイン性が悪いと下記のような状態に陥ってしまうことでしょう。
・見栄えが悪くので閲覧する気にならない
・文章が読みづらい
・文字だけで読みたいという気持ちになれない
このような状態になると自然と閲覧数は低下します。そのため、読まれる社内報にするためには、デザインを意識することが重要です。
企画別!ぜひおすすめしたい社内報デザインまとめ
社内報と一言で言ってもさまざまな企画案を考えることができます。企画案の種類に関しては、下記の記事が参考になるでしょう。
そして、企画ごとにレイアウトは変化するので、それぞれの企画でデザインを変えていく必要があります。早速、企画別におすすめのデザインをご紹介していきますので、ぜひチェックしてください。
トップメッセージ配信企画におすすめしたいデザイン
企業トップがメッセージを配信する機会は非常に多いです。例えば、入社式や創立記念日にはトップメッセージのコンテンツを制作する会社もたくさんあるでしょう。
トップメッセージ配信企画でおすすめなのが見出し部分を大きくすることです。大きめのフォントサイズにすることで、重要な文字であることを社員に伝えることができます。
また、掲載する写真も会社のトップが話している様子をアップするといいです。表情は会社によって適切なものを選択してください。例えば、身振り手振りで話す写真を採用すれば、能力のあるトップであることを印象付けられます。逆に笑顔で楽しく話している写真を使えば、社員との距離が近い親しみを持てる社長という印象を与えられるでしょう。
職場・部署紹介企画でおすすめしたいデザイン
職場や部署を紹介する社内報を配信することも多いでしょう。企業によって部署は複数あり、他部署は普段どのような仕事をしているのか知らない社員も少なくありません。また、職場紹介を行うことで、その企業の魅力などを社員に伝えることができます。さらに、社員が家族に伝えたり、知人に紹介したりするケースも少なくないため、企業イメージアップを狙うことも可能でしょう。
職場・部署紹介企画のデザインとしておすすめなのが、レイアウト全体における写真の割合を増やすことです。文字を多く書くというよりも社員の顔が写った画像をたくさん取り入れたほうが面白い企画になります。また、部署ごとに職場紹介する際は、業務を実際に行っている写真を採用することで、何をしている部署なのかがわかりやすくなるのでおすすめです。
対談におすすめのレイアウト
社員インタビュー記事など、対談企画を行う機会も少なくないでしょう。社員インタビュー企画は、普段どのようなことを意識して仕事をしているのかを知ることができたり、休日は何をしているのかチェックできたりするので、社内報の中でも人気の高い企画です。
対談形式でコンテンツを作る場合、対談であることをすぐにわかるようなデザインを採用するといいでしょう。対談であることがはっきりわかるデザインとしては、Q&A 形式がおすすめです。
Q&A形式にすることで、質問した内容や答えが明確になります。そして、シンプルにまとめることができるのでおすすめです。質問と回答の色分けをするとさらに見やすいデザインになります。
また、対談企画では質問や回答だけでなく、誰にインタビューしているのか明確にするため、プロフィールを掲載するといいです。実際に、会社規模が大きくなるとすべての社員を1人1人把握することはできません。プロフィールを準備することで、「どの部署の人なのか」、「どのような成績を残している方なのか」が明確になるため、インタビューの内容が頭の中に入りやすくなります。
座談会企画の魅力的なデザイン
座談会は、あるテーマに対して意見を気軽に言い合う場のことです。若手社員など特定の層だけで話し合いをするケースもあります。また、就活生のための座談会を行っている会社も少なくありません。
座談会のデザインとしておすすめなのが写真構成を事前に考えることです。座談会の企画においては、職場紹介企画と同様に多くの写真を用いることになります。なぜなら、話し合いをしている様子の写真を取り入れることで、座談会の雰囲気が伝わりやすいからです。写真を多く使うため、写真構成を考えておくとレイアウトが崩れることがなく、見やすいコンテンツを提供することができます。
プロジェクト紹介
プロジェクト紹介記事でおすすめのデザインとしては、概要の解説をすることです。すべての社員がそのプロジェクトに携わっているわけではありません。社員の中にはまったく知らない人もいるので、そのような人に理解してもらうために概要を伝えることは重要です。
また、コメントを取り入れるのもおすすめになります。コメントがあることで、関係者のプロジェクトに対する想いや誇りを全社員で共有することが可能です。そのため、読み応えのある記事になりますし、読者は感情移入もしやすいでしょう。
ニュース企画
ニュース企画でおすすめのデザインは、投稿者の顔写真を掲載することです。ニュース企画においては、誰が書いたのかということがほかの企画よりも重要になります。特に、専門性の高い記事であればあるほど、筆者の肩書は大切で、専門分野の方の意見であれば読者から関心を集めることができるでしょう。
ニュースの性質に合ったアイコンを使用するというのもおすすめです。アイコンを見ることでどのような内容なのか推測できるのがベストになります。何が書かれているのかが明確になれば、興味を持ったものだけ見ることができるので、読者目線に立ったコンテンツ制作を行うことができるでしょう。
まとめ
今回は、企画ごとにおすすめの社内報デザインをご紹介しました。企画ごとに取り入れるべきパーツは異なります。そのため、企画に合ったデザインを採用するようにしましょう。
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