社内SNSは、種類が豊富でそれぞれで機能なども異なります。また、価格が気になっている方も多いのではないでしょうか。特に有料の社内SNSを使いたいと考えている人は、各製品の特徴だけでなく、料金も見比べて導入を検討したいと思われている方も少なくないでしょう。そこで、今回はおすすめの社内SNSの特徴や料金をご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
Talknote
Talknote公式サイト
Talknoteは、Talknote株式会社が提供している社内SNSです。飲食や医療、小売などさまざまな業界で導入されており、すでに約1,000社が利用しています。主に、コミュニケーション活性化や理念・文化浸透など、インナーブランディングを目的に作られたサービスです。インナーブランディングについての詳しい解説は「インナーブランディングとは!?重要性と実施効果を徹底解説」をご覧ください。
Talknoteの特徴
Talknoteの特徴は、組織のコンディションが一目でわかる機能が搭載されている点です。システムが自動で利用状況を分析し、どのぐらい“いいね”がクリックされたのか、アプリを起動している人が何人いるのか、どのぐらいコメントが送信されたのかなどの情報がパーセンテージで表示されます。活発的にコミュニケーションが行われているかどうか瞬時に把握することができるので便利です。
また、メッセージ機能が豊富な点も特徴になります。Talknoteにはメッセージスタンプが用意されているため、微妙なニュアンスに関してもスタンプで表現することが可能。スピーディーな会話を実現できるため、コミュニケーション活性化に繋がります。
Talknoteの料金について
Talknoteの料金は非公開です。見積もりを依頼すると最適なプランと費用を提示してくれます。また、無料トライアルもあるので、使って試すことも可能です。
SKIP
SKIPは、株式会社ソニックガーデンが開発・提供を行っている社内SNSです。JTなどの大手企業も導入しており、すでに多くの実績を持っているビジネスツールになります。組織を超えた情報共有や人脈形成のための土台作り、ワークスタイルの実現などを目的に開発されたサービスです。
SKIPの特徴
特徴は、ツリー型コメントを利用できることです。チャットなどで複数の人がメッセージで長時間やり取りをしているとどのような話をしていたのかわからなくなることがあります。また、そのチャットルームに途中で別の社員が参加するとどのような議論をしているか瞬時に理解することは難しいでしょう。ツリー型コメントはコメントをツリー構造で表示してくれるので、どのような議論が行われているチャットなのか一目で理解することができます。チャットの内容を理解するために過去のメッセージをチェックしてなくても済むので議論のスムーズ化を実現できるでしょう。
ノウハウが自動で共有されることも特徴のひとつです。メールにファイルを添付するとそのファイルは自動で保存されてすべての社員が検索可能になります。メールで取り交わしたファイルがナレッジとして蓄積されるので便利です。
SKIPの料金について
SKIPを導入するためにかかる料金は下記の通りです。
・検証費用 15万円
・初期費用 30万円
・導入支援 10万円/月
また、従量課金制になりますので、社員数に応じて追加費用が必要になります。
・〜200ユーザー 10万円
・〜500ユーザー 20万円
・〜1000ユーザー 30万円
・〜2000ユーザー 35万円
・〜3000ユーザー 45万円
・〜4000ユーザー 60万円
Beat Shuffle
Beat Shuffleは、株式会社Beat Communicationが提供する社内SNSです。株式会社Beat Communicationは企業にSNSを導入したはじめての企業で、社内SNSを熟知しています。
PCはもちろんのこと、モバイルにも対応しており、さまざまな端末で使用することが可能です。また、製品だけでなく、コンサルティングサービスも提供してくれるため、運用後のサポートも受けられます。
Beat Shuffleの特徴
特徴は、業務効率化を実現できるツールであるという点です。ニュースフィード機能があり、自分に関連するニュースを一目で確認することができます。また、ニュースを発行できるので、社内報としても使うことが可能。
また、外部ユーザー招待機能があります。これを使用することで、取引先や内定者などの外部の人と連絡を取り合うこともできるため、営業活動のサポートもしてくれます。さらに、検索機能が充実しており、コミュニティ検索もできるため、知りたい情報を短時間で入手することが可能です。
Beat Shuffle料金について
Beat Shuffleには2つのプランが用意されており、料金は下記のとおりになります。
・ビジネスプラン 540円/月
・エンタープライズプラン 1,200円/月
ビジネスとエンタープライズの違いは、最低利用人数とアップロード制限、人事データ連携です。
機能 |
ビジネス |
エンタープライズ |
最低利用人数 |
50名 |
1000名 |
アップロード制限 |
100MB |
200MB |
人事データ連携 |
– |
○ |
社員数の多い企業や大きな容量のファイルをやり取りすることが多いところは、エンタープライズプランを選ぶと便利でしょう。
nanoty
nanotyは株式会社サンロフトが提供するビジネスツールです。クラウド型の日報管理システムですが、社内SNSとしての利用も可能になります。導入することで、社員の仕事の見える化やテレワークの課題を解決することができるでしょう。
nanotyの特徴
特徴は、社内管理に特化した機能が豊富であることです。例えば、nanotyには業務負荷をグラフ化できるシステムがあります。これにより、社員の負荷を把握して、分散させることが可能。残業時間の削減などを期待することができます。
また、コミュニティ機能を利用できる点も特徴です。既読や未読機能だけでなく、いいね機能、ファイル添付機能などもあるため、コミュニケーション活性化も促進できるでしょう。
nanotyの料金について
nanotyには3つのプランがあり、料金は下記の通りです。
・スモールプラン 9,500円/月
・ミディアムプラン 23,000円/月
・ラージプラン 45,000円/月
また、無料お試しプランもあるので、14日間であれば無料で仕様を試すことができます。
3つのプランが準備されていますが、それぞれのプランで利用可能人数やデータ保存容量、データ保管期間が異なるため、チェックしてから導入を検討してください。
|
スモールプラン |
ミディアムプラン |
ラージプラン |
利用可能人数 |
20名 |
50名 |
100名 |
データ保存容量 |
20GB |
50GB |
100GB |
データ保有期間 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
Goalous
Goalousは目標へのプロセスを見える化し、チーム力を向上させるSNS型の目標管理ツールです。そのため、目標管理を目的に社内SNSを導入したい人におすすめできます。
Goalousの特徴
特徴は、オープンゴール機能です。この機能を利用することで、社員が何を目指して仕事をしているのかを見える化できます。そのため、社員一人だけチームから取り残されてしまったり、プロセスが不透明になったりする心配がないので安心です。
サークル機能もGoalousの特徴です。サークル機能を利用すると全社員に知らせたいことをすばやく全員と共有できます。社内Wikiのように情報発信ができるので非常に便利です。ちなみに、社内Wikiに関する詳しい内容は「」をご覧ください。
Goalousの料金について
Goalousの料金は下記の通りです。
・1ユーザー 980円/月
そのほかにも基本料金月額1,225円がかかります。また、オプションを利用すると追加で費用が必要です。
まとめ
今回は、有料でおすすめできる社内SNSをご紹介しました。ほとんどの製品はランニングコストがかかるため、初期費用のみで運用を開始できる社内SNSを探している方もいるのではないでしょうか。
そのような方には、社内ポータル構築サービス「KYO-YU」がおすすめです。KYO-YUはナレッジ共有やアプリケーションの窓口として機能するWebサイトを構築できるサービスになります。KYO-YUは初期費用のみでサイトを立ち上げられるので、ランニングコストが気になる方におすすめです。興味のある方は下記のページからお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。