デスクワークと聞くとパソコンの前でキーボードを叩いてお仕事をしているイメージをお持ちの方も多いはずです。しかし、そのイメージは昔のものとなりました。確かに、ビジネスにおいてはパソコンを使用する機会も多いですが、現在ではタブレットやスマートフォンを使って業務を行っている企業が増えています。
スマートフォンやタブレットに欠かせないのがアプリです。そして、現在企業によっては社内報アプリを使っているところもあります。今回は、社内報アプリの基本情報と特徴、デメリットについて解説していきますので、興味のある方はチェックしてください。
社内報アプリとは!?
社内報アプリとは、社内報の作成及び閲覧ができるアプリケーションのことです。アプリですが、モバイルだけでなく、PCからも閲覧・編集を行うことができます。紙媒体による社内報に比べて使い勝手が良く、多くの企業に注目されているビジネスツールです。ちなみに、社内報についての詳しい説明は下記のページをご参照ください。
・社内報とは!?獲得できるメリットや読んでもらうためのコツもご紹介
社内報アプリの特徴について知る!
次に社内報アプリの特徴を解説していきます。
リアルタイムで情報共有が可能
リアルタイムで情報共有ができることが特徴です。スマホやタブレットには、プッシュ通知機能があります。例えば、Lineのメッセージを受信したとき、スマホのホーム画面に表示されて知らせてくれますが、それがプッシュ通知機能です。
紙媒体などを利用して社内報を行っている場合、コンテンツを作成したら直接社員にそれを渡して知らせることになります。直接冊子を渡したり、情報が更新されたことを知らせたりするのは非常に不便です。また、企業規模が小さい場合は問題ありますが、部署等が複数ある企業においては、冊子が行き渡るまでに相当な時間がかかります。これでは、利便性の高い運用とはいえません。
一方、社内報アプリはコンテンツを追加したり、更新したりするとプッシュ通知で知らせてくれるので、冊子よりも利便性がとても高いでしょう。社内に滞在している社員はもちろんのこと、営業先にいる社員やリモートワークを行っている方にもまんべんなく伝えることができるので、非常に便利です。
情報の蓄積が容易
情報の蓄積が容易です。社内報アプリで制作したコンテンツはデータベースに登録されるので、情報を追加すればするほど、コンテンツが蓄積されていきます。
冊子の場合、今まで発行した社内報を棚や書庫などに保管することはできますが、見返すことは容易ではありません。社員の中で、今まで発行された社内報をすべて保管している人は稀でしょう。上手く蓄積されないことで、過去に発行された社内報の内容を見返すのが容易ではないため、過去記事から情報を得ることは難しくなります。
一方、社内報アプリはブログのように過去に発行された社内報を容易に見つけることが可能です。また、検索機能が搭載されているケースも多いため、知りたい情報を検索から簡単に見つけ出すこともできます。過去の情報を共有しやすく、発行した記事が腐らないのでメリットです。
閲覧数の可視化ができる
閲覧数の可視化も特徴のひとつです。社内報を上手く運用するためには、リサーチが必要不可欠になります。なぜなら、リサーチをすることでアクセス数やPV数を確認することができるからです。
社内報は発行すればすべての社員がアクセスしてくれるというものではありません。基本的に強制ではない企業が多いため、興味のない・面白くないコンテンツは、アクセス数が非常に少ないというケースも珍しくありません。アクセス数を獲得できないと社内報の運用が失敗になってしまうでしょう。ちなみに、社内報のアクセスをアップさせる方法は下記の記事をご参照ください。
社内報アプリは細かい分析ができるので、アクセス数が少ない場合、原因を突き止めることができます。これにより、社内報運用の失敗を未然に防ぐことができるので、社員みんなが閲覧してくれる社内報を発行することができるでしょう。
最新情報を随時共有できる
最新情報を随時共有できる点も特徴のひとつです。業務を行っていると最新情報を全社員に素早く共有したいときが必ず出てきます。例えば、「お客様から受けた指摘」、「問題の解決方法」などです。
最新情報を素早く共有することで、お客さんに対して適切な対応をすることができるようになるので、顧客満足度向上に繋がります。また、同じ問題で悩んでいる社員に対して解決方法を共有してあげることで、問題によって止まっている業務をすばやく再開できるので、業務を効率化させることが可能です。
社内報アプリは、素早くコンテンツを作成して全社員に共有し通知で知らせることができるため、リアルタイムの情報共有に向いています。そのため、導入すれば最新情報を随時共有しながら業務を遂行することができるので非常に便利です。
社内報アプリのデメリット
社内報アプリは素晴らしいビジネスツールですが、逆にデメリットもあります。そのため、導入を検討している方はデメリットもしっかりと確認した上で契約してください。
使用できるデバイスが限られることも
使用デバイスが限られることがあります。例えば、PCでは使えない、iPhoneでは利用できるがAndroidでは使えないというケースです。基本的にアプリは、端末にインストールして使うため、オペレーティングシステムに依存します。そのため、デバイスやOSで使えたり、使えなかったりするのは普通のことです。
オリジナル機能の搭載が難しい
オリジナル機能の搭載ができない点です。アプリだけでなく、社内報ツールなどでも同じことですが、機能はアプリやツールに依存するため、製品によっては欲しい機能がないことも珍しくありません。また、ほとんどのアプリでオリジナル機能を搭載してくれるサービスは行われていないため、既存機能で運用することになるでしょう。
アプリ社内報だけじゃない!Web社内報の利用もおすすめ
社内報アプリは端末やOSに依存するため、使いづらさを感じる人も多いはずです。そのような方にはWeb社内報がおすすめになります。
Web社内報は、インターネットとブラウザがあればアクセスできるビジネスツールです。そのため、どのような端末やOSでも利用することができます。Androidでは使えない、PCでは編集できないというようなトラブルが発生しないので非常に便利です。
また、ブラウザによっては通知機能を利用できるものあります。そのため、Web社内報においてもリアルタイムの情報共有が容易です。実際に、Web社内報を導入している企業も多いので、ぜひ選択肢のひとつとして検討してください。ちなみに、下記の記事ではWeb社内報について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
・Web社内報とは!?これだけメリットのある媒体を使わない手はない!
まとめ
今回は、社内報アプリについての基礎知識をご紹介しました。社内報アプリはメリットが多いですが、端末によっては使えないこともあります。そのため、Web社内報の導入を検討している方もいるのではないでしょうか。
Web社内報の導入を考えている方におすすめなのが、社内ポータル構築サービス「KYO-YU」です。社内報としても運用できますし、オリジナル機能を追加してもらうこともできます。既存の機能だけしか使えないということがないので非常におすすめです。下記のページからお問い合わせができるので、気になる人はぜひアクセスしてみてください。
・KYO-YUお問い合わせページ